2012年10月22日
上海スーパー京劇
古いビデオを観ています。
NHK放送の録画でスーパー京劇です。
鐘や銅鑼、竪琴やニ胡などお馴染みの
楽器が使われています。
演劇は ”孫悟空大暴れ ”で、2時間程度の
芝居です。
台詞は流れる様に淀み無く歌うように語り
演技は完成度の高いアクロバット舞踊の様です。
音楽は非常に軽快で舞台への集中力を切らせません。
歌舞伎の源流は京劇なのか?
形を取り見栄を張るかたちは歌舞伎に似ています。
また、台詞に被せるお囃子も歌舞伎や講談の
演出に似ています。
完成度が高くなると各種の基本演出は
同じ様になって来るのかもしれません。
カサブランカ
NHK教育放送の世界名作劇場からの録画です。
(非常に古い)
ハンフリーボガード、イングリッドバーグマン
出演の白黒映画です。
”昨日の事は・・・”
”そんな昔の事は覚えていない。”
”ねえ~、今夜は・・・”
”そんな未来の事は判らない。”
こんな台詞を云う展開に遭遇したいものです (^^;
ピアノの弾き語り
”時の過ぎ行くままに ”名曲です。
掠れたダミ声がまた凄く合っています。
早速Youtubeで探します。
イングリッドバーグマンのアップ場面は
ソフトフォーカスが掛かり、その美しさを
花が咲いた様に引き立てます。
(このような演出もあるのですね)
ハンフリーボガードのタバコの持ち方、
吸い方は子どもの頃流行った覚えが有ります。
昔の映画なので小道具のひとつとしてタバコが
多用されています。今では多用禁止か!?
帽子を被りトレンチコートを着る格好は
この映画が最初か?
その後の映画やドラマに大きな影響を与える
演出になっている様です。
カサブランカは温暖な気候でコートは
必要ないのでは??
台詞、音楽、演技、演出共に現代でも
引用される事が多く印象深い映画です。
話の種に是非一度ご覧ください。
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