2002年07月21日
ちょっと悲しいこと
去年、太田市の田んぼで見つけた幻の古代生物が今年は見つかりません。
遂に絶滅したのでしょうか。時間を作っては探しているのですが、生命活動の痕跡すらありません。
悲しいことです。 自然が戻って来たような、そんな感じがしたのですが錯覚だったのでしょうか。
幻を見たのでしょうか。自然が切り裂かれて壊れ、土地や空気や水が有害物質で汚染され
私たちの気付かない所で絶望的に手遅れになっているような気がします。
タバコを吸い酒をのみ、ギャンブルにはまり借金取りに追われている人を私は非難しません。
私は澄んだ水や煙だから安全です。という会社や工場を強く糾弾します。
汚染は色ではありません。環境を破壊する有害物質の殆どは無色透明なのです。
生物の居ない小川の水や田んぼで、生育された作物が安全な食品だという保証は
誰にも付けられないでしょう。 もう既に「地球の環境破壊は絶望的な所まで進んでいる」、
と言われています。あまり、気に掛けない身近な所の自然にもっと注意すべきです。
何時の間にか居なくなった、キリギリスやクツワムシ等の草むらの虫達が私達に警告しているのです。
もう手遅れだ、取り返しの付かないところまで来てしまっている。
生きながら手足が腐りどうすることも出来ずに、全ての望みを失いビクビクと痙攣し、
苦痛のために気を失う事もなく意識がある。早く楽になりたいと、思いながらも
誰かが覚醒剤を打ち淀みかけた意識を起させる。そんな拷問のような状態です。
昨日なら間に合ったのに今日では遅い。そんな極限状態の筈なのですが、・・・。
果たして、私の生きているうちにこの星の終を見ることになるのか。
それとも、遠い思い出となった子供の頃の自然が再び戻って来るのか。
早く一人でも多くの人が、環境破壊が限界まで来てしまっていると気付き、
修復の努力をしてくれる事を切に思います。
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