2012年07月11日
白内障
人工レンズの交換手術は作業手順、要領が
確立されている様です。
初日の月曜日、問診と麻酔薬のアレルギー検査、
その他の予備検査、点眼薬と抗生薬の処方が
ありました。
2日目、火曜日手術。(開始15分で終了)
3日目、水曜日眼帯を外して経過観察。(5分で終了)
週末、土曜日の経過観察の結果片目の
処置が終わりました。
明けて月曜日、問診と予備検査
火曜日、手術。(開始15分で終了)
水曜日、眼帯を外して経過観察。(5分で終了)
週末、土曜日の経過観察の結果次第で両目
処置が終わります。
両目で約1万4千円です!?。
手術は流れ作業の様にどんどん進みます。
待合室に居た人の数がみるみる減り
遂に順番が来ました。
本人は余り緊張した感じには見えません。
僕は別の部屋でモニターを視て待機します。
画面一杯に目が見えます。
(手術の詳細な実況解説は省きます。)
非常に手馴れた感じで手術は終了しました。
約1時間半、横になり回復休憩をして
帰宅します。
麻酔は脊髄に作用する物では無く
頭痛、目眩、吐き気、ふらつき等は
無いようです。
本人の感想では、非常に明るく眩しく
”透明に見える ”
そうです。
曇りガラスを通して見る世界が、透明に見える。
とても驚き感動しています。
しばらくは、サングラスを掛けて神経を
慣らせます。
日本の医療技術はとても高く
費用は格安です。
執刀した先生にはとても、とても感謝しています。
年寄りに澄んだ明るい色彩を取り戻し
花や庭の緑、遠くの景色を楽しみ
新聞や本を読む楽しさを取り戻しました。
これ程の驚きと感動は体験した事が
なかったでしょう。
残りの時間が短くなってきた年寄りの
障害が少しでも取れて良かったと感謝しています。
白内障で悩んでいる方へ
良心的で優秀な眼科医は沢山います。
今までと全く違った世界が見えます。
射し込む光が透明になり、色が判る、形が判る。
遠くまでスッキリ見える。
本や新聞の文字が判る。
目玉の手術は不安ですが、世間の評判を聞き
良い医者を探し納得するまで説明を受ける事です。
費用や支払いについても詳しく説明を受け、
病院側の姿勢を見ます。
後は、僅かな勇気と決断です。
ただ、傍に居る僕でさえ
喜びと感動を与える幸福感が味わえました。
年寄りの笑顔を見て、何だかとても
嬉しく良い気分です。
人生の終わり近くに僅かな一時の幸せを感じて
貰える事は傍に居る者にとっても大きな幸福です。
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