2011年06月19日
蛍の観賞
予定を立てて準備をしていますが、
実現していません。
蛍の光は優しく細（ささ）やかに光る
命の燈（ともしび）です。
当然ですが死ぬと光りません。
以前は沢山居てあちこちで
見る事ができました。
しかし、今では観られる所は
限定され期間も短くなっています。
自然は急速に壊され、
回復と保護は絶望的です。
都会の人は自然が在ると思っています。
しかし、そこは都会の人が思っている
”理想の自然”
で本物では在りません。
開発業者が人工的に浜辺や海岸線を作り、
木を植え観光客の期待を裏切らない
自然の風景を作ります。
長い年月を掛けて沖縄は多くの人の
イメージする
”オキナワ”
になって行くでしょう。
草木の密集地はとても少なく
手付かずの自然は皆無です。
蛍の観賞地も今では、ちょっとした
秘密の場所になっています。
彼らの未来は容易に想像できます。
保護はもちろん当然です。
同時に無意味で乱暴な開発を
規制しないと絶滅という
絶望的な未来しか想像出来ません。
人間の開発にただ追われるだけの
彼らに短い命を謳歌する歓びの時間が
ある事を祈っています。
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