
2009年11月11日
たろう君18歳
年を取り体力が落ち足腰が弱くなってきました。
関節や筋肉が硬くなり、立ち上がり歩き回るのも
困難になってきました。
体調の良い日はよろよろと散歩に出かけますが、
非常に急速に衰弱し悪化していきます。
病院から薬を貰って来ましたが、
効果はあまり出ていません。
女性はとてもクールでドライです。
たろう君を安楽死させ、死体は街の施設で火葬し、
灰は要らないからそのまま捨ててくる・・・。
非常に強い衝撃を受けました。
近所の獣医に1時間以上も説得され元気が出る薬を貰って
渋々帰ってきました。
回復の望みは宝くじの当選と同じくらい低く
そして残りの時間はもうありません。
どんな事が在っても彼の信頼を裏切る事はできません。
彼は私たちに全幅の信頼を寄せ総てを委(ゆだ)ね
接してきました。
彼は私たち以外に頼る者もいません。
彼には私達が総てです。
家族の喜びが彼の喜び、
家族の悲しみが彼の悲しみ・・・。
気休め程度の薬しか与えられませんが、
心身の痛みが無く、残りの時間が過ごせるように
配慮するだけです。
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